5月1日(金)はПраздник Весны и Труда(春と労働の祝日)でしたが、ペテルブルグ撤退準備のため荷物をまとめたりして、一切外出せず一日が終わってしまいました。
日本に帰りたくなったわけでも、ペテルブルグが嫌いになったわけでもありませんが(好きになったこともありませんが)、この間借り生活(大家との同居)が終わるかと思うと、嬉しいです。5月2日は通常の日でしたが、生徒の強い希望(抗議)により、ほとんどの講義が休講となりました。
5月1日(金)はПраздник Весны и Труда(春と労働の祝日)でしたが、ペテルブルグ撤退準備のため荷物をまとめたりして、一切外出せず一日が終わってしまいました。
日本に帰りたくなったわけでも、ペテルブルグが嫌いになったわけでもありませんが(好きになったこともありませんが)、この間借り生活(大家との同居)が終わるかと思うと、嬉しいです。5月2日は通常の日でしたが、生徒の強い希望(抗議)により、ほとんどの講義が休講となりました。
The term of bankruptcy proceedings
ウズベキスタンの通常の破産手続の期間は1年ですが、実際は1年で終了することがないと聞き、改正しないのかと質問したところ、1年で終了することが望ましいという回答がありました。いくら望ましくとも、実現可能性のない定め故に、実務が法律とかけ離れたまま、ないし、法律が実務とかけ離れたまま、ということでいいのだろうかとも思いましたが、この時は、ロシアの倒産法が破産手続を1年としていることに引きずられているのかと納得していました。
そのロシアの破産手続の期間が、2008年12月末の改正により1年から6ヶ月に短縮されました(124条)。銀行の破産手続は1年のままです(信用機関倒産法50.16条。http://kie.blogsome.com/2009/02/04/repay-in-full-in-any-case/で、延長を繰り返している銀行の破産事件に触れましたが、法律は延長一回のみを予定しているとのことです)。破産手続には、最長で7ヶ月の監視手続が先行し、その間に債権者も大体把握されますが、財産売却は破産手続が開始してから行われるので、競売手続による売却が6ヶ月で終わるのだろうかと疑問に思ったところ、やはり、実際には、延長されることが多いようです。この改正点が講義で取り上げられた時、延長事由の明確化等、期間延長が話題でした。頻繁に延長されるのであれば、期間が短縮されたことや、そもそも期間を設けることに異論はないのだろうかと思っていましたが、期間を設定する理由がなんとなくわかりました。なんとなくですが。
倒産事件は訴訟(исковое производство)ではありませんが、商事手続法(Арбитражный процессуальный кодекс)も適用され、訴訟と同じ構造を維持していることに理由があるように思いました。倒産事件では、債務者を倒産者と認定してくれという申立てが出され、裁判所は、この申立てを審理し認容する場合(この審理期日までの期間、債務者は保全にふされ、つまり、監視手続が実施されます)、債務者を倒産者と認定し、破産手続を開始する裁判を出します。ロシア語では、この裁判は訴訟における判決(решение、本案についての判断)と同じです。そこで、破産手続は、債務者を倒産者と認定した判決を執行する手続ということになります。第三者が債務を弁済した故に倒産事件が打ち切られる場合、債務者を倒産者と認定し破産手続を開始する裁判(判決)はそれ以上執行されないという定めがあるのも(149条)、おそらくこのような考えに基づくものと思います。執行手続では、手続開始から2ヶ月又は特定の期間内に執行されなければならないので、債務者の倒産認定・破産手続開始の判決も一定の期間内に執行されなければならない、そして、その期間は6ヶ月が「望ましい」と判断されたようです。何故、6ヶ月が望ましいのかは、わかりません。
倒産法改正:http://kie.blogsome.com/2009/03/19/laws-of-russia-and-central-asian-countries-in-japanese/倒産法改正:http://kie.blogsome.com/2009/04/10/amendments-to-bankruptcy-law/