Increasing number of bankruptcies
これも社会文化の相違か、と思った出来事です(http://kie.blogsome.com/2009/02/04/repay-in-full-in-any-case/)。
倒産事件に関する最高商事裁判所(最高仲裁裁判所)所長の会見がニュースになっていました。この金融不況の影響で、倒産事件は3割から4割増加するだろうとのことでした。さらに、倒産に関する問題点にも触れ、問題は、倒産法の法規のみならずその執行にもあると指摘したようです。この点につき、教授が、確かに再建型手続で、2、3年でようやく債権の1割が弁済される事件もあり倒産法は機能していないと言われても仕方ないだろう、もちろん、銀行債権なら1割でも額としては大きいのだろうが、というような趣旨の発言をしていました。2年、3年で元々の銀行債権の1割が弁済されるというのは悪くない結果のように思いましたが、ロシア倒産法は、再建型手続においては、債権減額なく2年程度で全額弁済を定めているので、この実情は法律の予定するものではないのでしょう。
金融不況と倒産事件の増加について、2月に、とある銀行のトップも、2009年・2010年に100以上のロシアの銀行が倒産するだろうという予想を立てていました。まだ、そんなに沢山銀行があるのか、そして、100以上倒産してもまだいくつか銀行が残るのかと少し驚きました(*)。ウズベキスタンには、住んでいた2007年頃、国営銀行の他、商業銀行は28ありました。倒産法の注釈書を配るため、タシュケントにあった店舗は全て回ってみましたが、ここが銀行なのか(何とか入口を見つけて)、何かの老人ロータリークラブに間違えて来ちゃったかしら(法務部だという所に通され)、というケダルイ雰囲気のところもあり、現在、いくつの銀行が残っているのだろうか、とふとウズベキスタンを思い出しました。
*2008年末で、1200行以上あるそうです(http://kie.blogsome.com/2009/10/04/russian-banks/)
