foods-情熱-блюдаApril 26, 2009 25:00

赤ビーツのサラダは何種類かあり、その一つは「白い毛皮をまとった鰊」というサラダです。近所のスーパーのサラダ売り場でも売られており(http://kie.blogsome.com/2009/04/22/)、よく買って帰ります。ロシア語では「Сельдь под шубой (Sardine UNDER the fur coat)」といい、直訳すると「毛皮の下の鰊」となります。鰊と赤ビーツを混ぜたものをスメタナとマヨネーズの白いソースで覆ったサラダです(大きい写真)。しかし、このサラダ売り場には、それとは別に「Сельдь в шубе (Sardine IN the fur coat)」、つまり、直訳すると「毛皮の中の鰊」というサラダがあります(小さい写真)。味の差は私にはわかりません。100グラムの値段は、混ぜてない前者は15ルーブル(約45円)、混ぜてある後者は20ルーブル(約60円)です。混ぜる手間が100グラム5ルーブルでしょうか!?

具と麺が別々に出てくるラグマン:http://kie.blogsome.com/2007/10/15/

「代表的な料理=その国の人は皆好き」と思いがちですが、ロシア語の先生に上のサラダは好きかと聞かれ、「好きです。よく食べます。」と答えたら、「私は嫌い」という言葉が返ってきました。プロフ嫌いのウズベク人を思い出しました。

プロフ嫌いのウズベク人:http://kie.blogsome.com/2006/05/09/do-you-like-plov/

foods-情熱-блюдаApril 25, 2009 25:00

サーラ(塩漬け豚脂身)やハラジェッツ(豚肉の煮凝り)同様、自主的に注文したことがない料理「жульен ジュリアン」。

キノコと玉ねぎとチーズのミニミニ壺焼のようなもので(コーヒーカップ大)、味に問題はなくむしろ私好みですが、お値段と満足度(満腹度)が釣り合わないような気がして注文したことがありません。ティースプーン三口ほどでなくなってしまう量で100ルーブルから200ルーブル(300円から600円)です。

写真は、カザフスタンのアルマティで、ご一緒した方が、昔、劇場でよく食べた懐かしい食べ物だというので注文されたものです。

サーラ、ハラジェッツ:http://kie.blogsome.com/2009/01/06/pork-fat/

task-自分/法律-делаApril 24, 2009 25:00

これも社会文化の相違か、と思った出来事です(http://kie.blogsome.com/2009/02/04/repay-in-full-in-any-case/)。

倒産事件に関する最高商事裁判所(最高仲裁裁判所)所長の会見がニュースになっていました。この金融不況の影響で、倒産事件は3割から4割増加するだろうとのことでした。さらに、倒産に関する問題点にも触れ、問題は、倒産法の法規のみならずその執行にもあると指摘したようです。この点につき、教授が、確かに再建型手続で、2、3年でようやく債権の1割が弁済される事件もあり倒産法は機能していないと言われても仕方ないだろう、もちろん、銀行債権なら1割でも額としては大きいのだろうが、というような趣旨の発言をしていました。2年、3年で元々の銀行債権の1割が弁済されるというのは悪くない結果のように思いましたが、ロシア倒産法は、再建型手続においては、債権減額なく2年程度で全額弁済を定めているので、この実情は法律の予定するものではないのでしょう。

金融不況と倒産事件の増加について、2月に、とある銀行のトップも、2009年・2010年に100以上のロシアの銀行が倒産するだろうという予想を立てていました。まだ、そんなに沢山銀行があるのか、そして、100以上倒産してもまだいくつか銀行が残るのかと少し驚きました(*)。ウズベキスタンには、住んでいた2007年頃、国営銀行の他、商業銀行は28ありました。倒産法の注釈書を配るため、タシュケントにあった店舗は全て回ってみましたが、ここが銀行なのか(何とか入口を見つけて)、何かの老人ロータリークラブに間違えて来ちゃったかしら(法務部だという所に通され)、というケダルイ雰囲気のところもあり、現在、いくつの銀行が残っているのだろうか、とふとウズベキスタンを思い出しました。

*2008年末で、1200行以上あるそうです(http://kie.blogsome.com/2009/10/04/russian-banks/

foods-情熱-блюдаApril 22, 2009 25:00

近所のスーパーのサラダ売り場です。20種類くらいありますが、特にポテトのマヨネーズ和え系のサラダはどう異なるのかわかりません。上の写真は、「Летнее салат、Summer salad」という名前の、キュウリのピクルスとオリーブが入っているポテトサラダです。下の写真は、「Деревенский салат、Village salad」という名前の、キュウリのピクルスとグリーン・ピースが入っているポテトサラダです。オリビエ・サラダも売られていますが、その違いはわかりにくいです。

オリビエ:http://kie.blogsome.com/2008/10/20/

↑ロシアの人が、オリビエ・サラダをロシア・サラダともフランス・サラダとも話していたと書きましたが、ロシア民法改正についてのインタビューを読んで、その理由がわかりました(もちろん、オリビエ・サラダの起源の確定が現在の民事法令の改革に関係するわけではなく、このレシピを例に取り、法的保護に値する情報とは何かを説明していただけです)。19世紀末にロシアに来たフランス人シェフが作るようになったサラダだそうです。確かに、ロシア・サラダともフランス・サラダとも言えそうです。

holidays-お祝い-праздники, sweets-至福-сладостиApril 19, 2009 25:00

スーパーで、大きなカップケーキが山積みされており、一つ購入しました。Пасха(パスハ、復活祭)の干しブドウ入りお菓子パン「Куличи(Kulich クリーチ)」でした。

4月12日、旅行中のベルギー人の友人からHappy Easterのメールが届き「ふ~ん、今イースター休みなのか」程度に思っていましたが、ロシア正教の今年の復活祭は4月19日でした。この日は、人に会う用事があり珍しく中心地に出かけましたが、復活祭だと気がついたのは家に戻ってからでした(大家作のカラフルな卵が台所に置いてありました)。西ヨーロッパでは、復活祭前後はお休み期間で大学も2週間程講義がないのでお祭り気分が盛り上がりますが、ここでは大学の講義は通常通りあり、また、ちょうど日曜日がパスハだったこともあり、何事もなく終わってしまいました。

foods-情熱-блюдаApril 18, 2009 25:00

近所のベジタリアン・カフェがなくなり、代わりに何かと行くようになったチェーン店ピザ屋「Ollis」の近所の店舗。

当初、大人サイズのピザは一人で食べるには大きすぎるので(300ルーブルから400ルーブル、900円から1200円)、ピザよりもパスタをよく注文していました。

が、通っているうちに大人サイズ・ピザも食べきれるようになりました(!)。

地下鉄マヤコフスカヤー駅とアニーチコフ橋の間にあるマクドナルドの角を入りアエロフロート側沿いにしばらく歩いて行ったところにあるイタリアン・カフェ「Macaroni」のフォッカチャです(横にはゴージャスなウズベク料理レストラン「Навой Navoi」)。ピザも美味しいですが、特にフォッカチャが気に入りました。

同系列のカフェ「Садко Sadko」や「Моццареллa бар Mozzarella bar」等がペテルブルグ市内に複数あるようです。この通りには、他にも、落ち着いた雰囲気のカフェが多くあります。近所にもこんな感じの、のんびりできるカフェが欲しいです。

foods-情熱-блюдаApril 16, 2009 25:00

ペトログラード側で迷子になった時に見つけて以来、こちら側に来る度に入るようになったレストラン「Пельмени-бар «Волшебный вкус» 」(Pelimeni bar «Volshebnyi vkus»)です。ペリメニだけでなくМанты(Manty マンティ)、Хинкали(Khinkali ヒンカリ)といった餃子系の料理が充実しています。ウハ・スープのレストラン「Демьянова Уха Demiyanova Ukha」の角を入ったところにあります。フィンランド駅から5分程歩いたところにも、このペリメニ・バーのカフェがあります。

ペリメニは、牛肉や羊肉、豚肉が入っているものが多いですが、こちらのペリメニ・バーにはいろいろな具のペリメニがあります。写真は、鮭のペリメニです。

ポテトとキノコのВареники(Vareniki ヴァレニキ)です。

ペリメニと何が違うのかお店の人に聞いたところ、具が肉ではないペリメニだよ、とのことでした。ドゥヴォーラク(Творог 少し甘みがあるパサパサのチーズ)を具にしたものがポピュラーなようです。確かに、ウズベキスタンで食べていたドゥヴォーラックのペリメニの冷凍食品は、ペリメニではなくヴァレニキと書いてあったように思います。

トゥヴォーラック:http://kie.blogsome.com/2009/08/13/p414/

こちらの巨大揚げペリメニは、グルジア料理又はクリミア料理と紹介されるЧебурек(Cheburek チェブレク)です。

中身は、羊肉です。

ペトログラード側のペリメニ・バーのものですが、一人で食べきるのは苦しい量でした。

ペリメニ・バーでは、ペリメニ等は一皿90ルーブルから130ルーブル程度です(200円から400円)。

近所のロシア料理・ウクライナ料理のカフェで食べたЗелёные пельмени (直訳すると緑ペリメニ)です。

具は、ほうれん草様の野菜のみです。

ペリメニは冷凍食品としても出回っていますが、牛肉や羊肉のものしか見たことがありません。家では、ただ茹でて醤油をかけて食べることも、スープにして食べることもあります。

これは、Дюшбара(Djushbaraドゥシュバラ)と呼ばれるアゼルバイジャンのペリメニです。

ペテルブルグの中心地にあるアゼルバイジャン料理レストラン「Баку (Baku バクー)」でいただきました。

小さいペリメニのスープのようでした。

アゼルバイジャン料理(タシュケントのカフェ「バクー」):http://kie.blogsome.com/2007/04/27/

テイクアウトで購入したベジタリアン・カフェのマンティです。

マンティは、中央アジア料理とされ、具は羊肉が多いですが(カボチャもあります)、ここのものは当然ながらお野菜のみです。

たっぷりスメタナも一緒に。

カザフスタンで食べた、私にはに見慣れていなかったマンティ:http://kie.blogsome.com/2008/09/18/manty-in-almaty/

ヴァシリエフスキー島4番通りにあるグルジア料理カフェ「Старый Тбилиси Staryi Tbilisi」で、ヒンカリを食べきれず半分を持ちかえりました。

チーズと卵のヒンカリです。

グルジア料理:http://kie.blogsome.com/2008/08/24/gurgian-soup-harcho/, http://kie.blogsome.com/2007/08/14/aubergine/, http://kie.blogsome.com/2007/05/06/plain-khachapri/

ウズベキスタンの料理「Чучвара(Сhuchvara チュチュバラ)」はスープ・ペリメニのことだそうです。言い換えると、スープでないペリメニはチュチュバラではないということになります。

チュチュバラ:http://kie.blogsome.com/2007/01/03/dumplings/

ホレズム地方のペリメニ「バラク」:http://kie.blogsome.com/2007/07/12/what-to-eat-in-khorezm/

task-自分/法律-дела 25:00

ロシア民法は、CISモデル民法を参考にしているということに触れましたが(http://kie.blogsome.com/2008/06/30/)、現在、民法第一部の改正作業が進められています。5つの改正コンセプト(総則、法人、物権法、債権法、証券・金融取引)が公開され、4月中旬に当該コンセプトにつき、第1回及び第2回協議がもたれたそうです。根本的な改正ではなく、更なる発展・調整だと言われていますが、コンセプトに挙げられた改正ポイントの数は決して少なくないように思います。

ロシア民法は4部から成り、最新の第四部は2006年に制定されましたが(2008年1月1日施行)、第一部は1994年に制定されています。1994年といえば、まだ、ソ連崩壊の混乱が残っていた時期と思われますが、そのような中、市場経済に対応した民事法令の基礎を早急に築くべく、CISモデル民法、ロシア民法やCIS諸国民法が西欧諸国の協力を得て起草されました(カザフスタン、ウズベキスタン、キルギスタンの民法もCISモデル民法に依っています)。

ロシアでは、それから10年程経った2004年頃から、民法第一部の改正が検討されていたそうですが、2008年7月に大統領令が出され、本格的に民法改正が始まりました。大統領令には、改正目的が6つ挙げられていますが、その中にEU法制における民事法令との調和、そして、CIS諸国の民事法令の統一促進が含まれています。コンセプトの中では、ECの法規が引用されたり、また、ドイツ、オーストリア、オランダの民法が意識されているようですが、CIS諸国の民法の関係では、どのように統一促進が進められるのか興味深いです。改正民法を他のCIS諸国に宣伝するのでしょうか。

憲法裁判所でも協議:http://kie.blogsome.com/2009/05/15/constitutional-court/

ところで、ロシアでも商法典案が用意されており(国会には提出されておらず案のまま寝かされているようです)、また、IPAでもCIS諸国向けのモデル商法典(Торговый кодекс)が起草されているようなので、今回の民法改正は、この点も踏まえたものかと思いましたが、協議では、企業活動に関しては民法の規定だけでは不十分である旨指摘はされたものの、商法典は話題に上っていないとのことです。

discovery-現地事情 -знакомствоApril 15, 2009 25:00

ペテルブルグは水質が悪いことも有名なようです。写真は、通常時の水道水です(暖房切替時や断水後はもちろん錆び色にhttp://kie.blogsome.com/2006/10/21/)。白いシャツは洗えば洗うほど、薄汚れて見えます。何かの案内に、飲むのはミネラル・ウォーター、水道水で歯を磨く時は10分間沸騰させるように書かれていました。ただ、面倒なので、お茶・料理には、軽く沸騰させた水道水を利用しています。

タシュケントの水道水は色がついていませんでした。もちろん、色がついていないからといって水質が良いというわけではありませんが。タジキスタンの水道水は泥混じりなので、出張の際は、地下水を汲み上げて透明な水が出てくるタジキスタン・ホテルを選択していました(別のホテルに泊まった人の話では、シャワーでは最後にミネラル・ウォーターで泥を落とすそうです)。水質は地下水の方が怪しいんじゃないの~と脅されていましたが、中央アジアに住んでいる人であれば、耐性ができタジキスタンの水でもお腹を壊したりはしないようです。

タシュケントの水:http://kie.blogsome.com/2007/05/27/water/ 

タジキスタンの水:http://kie.blogsome.com/2007/03/15/tajik-taste/

foods-情熱-блюдаApril 10, 2009 25:00

近所のベジタリアン・カフェは潰れてしまいましたが、その向いに、デリ食品も生鮮食品も充実しているスーパーができ、学校の帰りによることも多くなりました。

人参のような色ですが、薩摩芋です(Сладкая кортошка)。予想通りホクホクはしていませんが、味は薩摩芋です(1キロで147ルーブル、約440円)。

冷凍オクラも売っています(Бамия)。

冷凍食品になるからには、オクラはロシアでも普及している野菜なのかと思いましたが、ロシア人大家に聞いたら、見たこともないとのことで、スープにしたものを試してもらいましたが、一口でダメだったようです(1パックで81ルーブル、約240円)。

Uncategorized, foods-情熱-блюда, drink-潤い-напиток 25:00

お店が少ない大学周辺には、食事ができる場所も少ないですが、「Де Факт デ・ファクト」というお気に入りカフェがあります。お値段は高いですが、大学の近くでここ以外にゆっくりできるところがないこと、そして、食べ物が中々美味しいことから、よく行きます。サラダ、スープ、パン、メインのビジネス・ランチで270ルーブルから300ルーブルです(約800円から900円)。モルスは80ルーブル(約240円)、ストレートの紅茶は160ルーブル(約450円)です。

ただ、難点が二つ。一つ目、「Tea with milk」とミルクティーを注文すると、ウェイトレスさんによっては、紅茶と牛乳が出てきてしまうことがあります(写真)。二つ目、お料理は全般的に美味しいですが、パスタだけはイギリスで鍛えた味覚ゼロの私の舌でも耐えがたく、最初に食べたパスタはとりあえず塩を振りかけて食べました。出されたままの味では食べることができず塩をかけるというのは、記憶している限りでは人生で初めてです。

見た目も味もあまりにひどかったので、何か間違いがあったのではないかと、再度、同じものを注文したところ、塩をかけなくても食べられるものが出てきました。他にも、カルボナーラやカボチャと豆のパスタ(写真)に挑戦しましたが、今後、パスタを注文することはないと思います。

ロシアでの飲み物:http://kie.blogsome.com/2008/08/10/

task-自分/法律-дела 25:00

2008年12月30日に倒産法が改正され(翌日の31日に公布され施行、http://kie.blogsome.com/2009/03/19/)、特に「おお、これはっ!」と思った改正点があります。ウズベキスタン倒産法の注釈書作成の際、同法の条文自体や、条文とウズベク側参加者の解説が噛み合っておらずよくわからないので、分厚いロシア法注釈書も和訳し日本側参加者はロシア法までも検討しましたが、これもその1つです。それは、ウズベキスタン法では規定されていないものの、ロシア法の内容で所与のものとして語られる、倒産手続に拘束されない債権です(「共益費債権」という訳があてられています。後にロシア法の定義がそのままウズベキスタンの最高経済裁判所総会決議に規定されました)。手続構造が日本とは異なるのでわかりにくいですが、事件開始後に発生した債権、及び、各手続の開始後に履行期が到来した債権が、その倒産手続において手続に拘束されない債権となります。例えば、倒産事件の始まりに適用される監視手続においては、事件開始前に発生した債権であっても監視手続開始後に履行期が到来した債権は、手続に拘束されず履行期の到来時に弁済されます(何らかの理由で期日に弁済されずに、次の倒産手続が始まってしまった場合、次の倒産手続においては当該債権は手続拘束債権とされるようです)。しかし、ロシア法においては、今回の改正で、手続に拘束されるかされないかは、債権の発生が倒産事件の開始の前後かのみで区別されるようになりました。したがって、例えの債権は、監視手続から、手続に拘束される債権となります。

倒産事件の構造:http://kie.blogsome.com/2007/02/19/

日本人にもわかりやすくなり、すっきりした、と思いましたが、代わりに、あんなにロシア法の定義にこだわった、ウズベキスタン法の共益費債権はどうなるのだろうという気掛かりがでてきました。 まさか、同じように改正するということが起こるのだろうか、と。

そして、すっきりしたと思ったのは私だけ?、という出来事も大学院の倒産法セミナーでありました。セミナーで、「債権が発生した時」というのは、契約締結時ではなく、履行期の到来時だという話が出てきたのです(目的物が納入された時点だという人もいましたが)。倒産事件の開始前に発生した債権は、開始時点で履行期が到来したとみなされるという条項(63条3項)も挿入されて、当然、契約締結が事件開始の前後かが基準だろうと思っていたのですが、そのように考えていたのは一人の学生だけでした。彼女が食い下がり、最後に上記条項を見つけ指摘したところ、教授以下「そうかもしれない、考えてみる」ということでセミナーは終了しました。条文からしたら履行期の到来が基準になることはありえず、改正されて3ヶ月も経つのに、「考えてみる」でお開きになり、すっきりしませんでした。

その他の改正:http://kie.blogsome.com/2009/05/01/the-term-of-bankruptcy-proceedings/

something-愛すべきもの-любимое, transport-交通-транспортApril 6, 2009 25:00

撮影者より訂正の指摘がありました(http://kie.blogsome.com/2009/03/31/)。デカナバットと紹介した写真はそのお隣のアクラバット(Akrabat Акрабат)の写真とのことでした。アクラバットは、カシュカダリア州(Кашкадарьинская область)の東部に位置し、スルハンダリア州(Сурхандарьи́нская о́бласть)との州境にある街のようです。シャフリサーブスもカシュカダリア州の街です。

デカナバット:http://kie.blogsome.com/2008/02/10/

シャフリサーブス:http://kie.blogsome.com/2008/06/24/

ウズベキスタンの州:http://kie.blogsome.com/2007/06/09/14/

ところで、スルハンダリア州の州都テルメズ(Termez Термез)は、遺跡が有名な場所ですが、アフガニスタンとの国境の街ということもあり、遊びに行ったことはありません。タジキスタンへの出張の際に、タシュケントからテルメズ空港に降り、そこから陸路でタジキスタンに向かいまいしたが、のどかな所でした。 写真は、テルメズ空港前の駐車場から撮影した空港と駐車場の出口です。ここから、タジキスタンの州都ドゥシャンベまで連れて行ってもらえる車を手配し、慣れているロシア人運転手さんが迎えに来てくれていましたが、飛行機を降りるとパスポートが回収され非常に不安になったのを覚えています。また、外国人が珍しいのか、空港職員が寄ってきて、アフガニスタンに行くのかと聞かれました(客引きのタクシーの運転手にもアフガニスタンに行くのかと聞かれましたが、このルートでアフガニスタンに入る外国人がそんなにいるということでしょうか)。タジキスタンへ:http://kie.blogsome.com/2007/05/07

nothing-大切なもの-ничегоApril 5, 2009 25:00


1月末にペテルブルグに再度来てから2ヵ月程経ち、やっと、ネバ河を渡り中心地に行ってきました。

昨年7月からペテルブルグにいますが、カザン聖堂も初めて入りました。

日が長くなり、9時半頃になって、ようやく暗くなりました。

nothing-大切なもの-ничего 25:00

母親を連れて、地下鉄とマルシュルートで郊外の町「Пушкин プーシキン」に行ってきました。

もう4月だというのに、この日は、朝、雪が降っていました。

午後も冷たい雨が降り続け、公園を散歩することはせず、エカテリーナ宮殿を観て街のマーケット(市場)に寄って帰ってきました。念のため、東京の真冬の格好で来るよう伝えておいて良かったです。

foods-情熱-блюдаApril 3, 2009 25:00

ベジタリアン・カフェ「トロイツキー・モスト」のビジネスランチ(199ルーブル、約600円)。大きい写真のセットは、サラダ、スープ「Сoлянка サリャンカ」、メイン「Запенканка ザペカンカ」、黒パン、ジュースです。メインはラザニアだったりパエリアだったり、スープはボルシチだったりシーだったり。トロイツキー・モスト:http://kie.blogsome.com/2008/10/02/

ザペカンカとは固有の料理名ではなく、パイやグラタンなどを表面が固くなるまでオーブンで焼いた料理のようです。

ビジネスランチのメインとして頻繁にザペカンカが出てきますが、毎回同じザペカンカとも限りません。

カフェなどでは、**のザペカンカ、**と**のザペカンカとメニューに出ていることがあります。具を重ねて焼くという点も共通しているように思います。

こちらの写真のメイン料理の名称はわかりませんが、穀物がポテトに包まれているようなものでした。

トロイツキーモストは、近所の店舗も6番通りの表にあった店舗も閉鎖してしまい、現在、ヴァシリエフスキー島には6番通りから少し入った店舗だけが残ったようです。ここの店内も落ち着いていて気に入っていますが、サイババの大きな写真が飾られている点がいつも気になります。

sweets-至福-сладости 25:00

いけないと思いつつ。ちょっと感じの異なるフボーラストをスーパーで見つけ、買ってしまいました。ただ、以前は、一パックをその日のうちに空けてあけていましたが(http://kie.blogsome.com/2008/09/25/)、今回は二日に分けて食べました。以前よく食べていたフボーラストは揚げスナックのようでしたが、こちらはカリカリで甘みも少ないように思いました(故にカロリーも低いと思いたいです)。

task-自分/法律-дела 25:00

大学の授業でКорпорация (Corporation国家コーポレーション)の指摘を受けた時(http://kie.blogsome.com/2009/03/22/)、ふと、昨年の中央アジアセミナーで(http://kie.blogsome.com/2008/12/01/)、カザフスタンからの参加者が、「Предприятие (Enterprise、企業)」と言えば国家企業を示すので、株式会社も含めた一般会社のことに言及する際に使用するのは避けた方がいいと話していたことを思い出しました。

このカザフスタンの方が言及した国家企業(Государственное предприяние, State enterprise)は、ロシアでは国家単一企業体・自治体単一企業体(Государственное унитарное предприятие и муниципалное унитарное предприятие, State unitary enterprise, municipal unitary enterprise)と、ウズベキスタンでは単一企業体(Унитарное предприятие Unitary enterprise)と称して存在する企業形態です(ロシアのロステクノロギー等も「国家企業」と言われることもありますが、こちらは、国家コーポレーションという別物です)。企業活動のための財産の所有権は企業の設立者(国や自治体)が有し、それらの財産は経営管理権又は運用管理権に基づき企業に属する、財産は不可分であるとされています。国有財産や自治体所有財産を利用して事業を展開している企業です。ロシアの単一企業体法(Закон о государственных и муниципалных унитарных предприятиях)の和訳が法務省サイトにあるので、詳細はそちらを参考のこと(http://kie.blogsome.com/2009/03/19/)。ちなみに、カザフスタンには国家企業法(Закон о государственном предприятии)がありますが、ウズベキスタンには単一企業体法といった法律はなく、民法にのみ規定されています。

もっとも、「Предприятие (Enterprise)」というロシア語が国家企業を意味するというのは、カザフスタンに限られた話のように思います。ウクライナでは、商法(Хозяйственный Кодекс)によると、Предприятие (Enterprise)は、企業活動を行う主体を示し、Частное предприятие(Private enterprise、私企業)もГосударственное предприяние(State enterprise、国家企業)も含む上位概念です。

ウズベキスタンでは、Частное предприятие(Private enterprise、私的な個人企業又は一人企業)という形態の法人が存在します。この法人形態は、現行民法(1996年成立)では明確に定められておらず、2003年成立の個人企業法(Закон о частном предприятии)により規制されています。同法は「個人企業とは,一人の自然人所有者により設立され経営される営利団体」と定義しており、倒産法注釈書には「私的な単一企業体」という表現でも言及されていました。したがって、個人は、法人を形成せずに個人事業者として登記する他、この個人企業を設立して法人として事業を営むことができます。2003年に新たに導入された企業形態かと思っていましたが、下のロシアの事情を勘案すると、2003年に「復活」した形態なのかとも思いました(ロシアの民法もウズベキスタンの民法も、CISモデル民法典に依拠して策定されているため、似ています。CISモデル法:http://kie.blogsome.com/2008/06/30/)。

ロシアには、Частное предприятие(Private enterprise)という法人形態はありませんが、街中の看板に「Индивидуальное частное предприятие(Individual private enterprise)」という表現を見ることがあります。この形態は、1994年の現行民法の成立により廃止されました。現在は、民法の定める法人形態に組織変更されているはずですが、まだ、この言葉を使っている人も多いとのことです。

多くの旧ソ連の国々の法令はロシア語で入手できるので便利なようにも思いますが、同じような概念に用いるロシア語が異なったり、あるロシア語が異なる意味を含んでいたり、混乱・誤解の元にもなっているようにも感じます。

「倒産」「破産」というロシア語:http://kie.blogsome.com/2007/01/15

「会社」というロシア語:http://kie.blogsome.com/2007/05/29/