ロシアに来る飛行機の中で読んだ新聞に(2009年1月28日付「Коммерсантъ」)、これが社会文化の違いなのかな、と思った記事がありました。破産手続中のロシアのとある銀行の前経営者に対し、破産管財人が、倒産に至らしめたことを理由として銀行債務についての責任を追及していたところ、第一審では認められたものの控訴審では第一審判決が取り消された、という記事です。
ん?と思ったのは、「これにより、銀行の債務は誰も負わないことになる、専門家の考えによれば、この問題を解決するために近々にも法令改正が必要」といった内容の部分です。(銀行)経営に責任を持たせなければならない、という意味もあるのでしょうが、倒産しても債務は全額弁済されるもの、という考えが根底にあるようにも感じました。全額返済できないから破綻したんだろうにとも思いましたが、再建するなら当然全額弁済、清算するにしても全額弁済、と、やはり、貸したものは全て返されなければならない、ということなのでしょう。
ウズベキスタンでも全額弁済:http://kie.blogsome.com/2007/02/19/bankruptcy-case/
この銀行(Акционерный Коммерческий Банк «Союзобщемашбанк»)の破産手続は、2005年3月に開始されましたが、延長に延長を重ね今も続いているようです(これまで6ヶ月の延長決定が6ヶ月毎に出され、2009年3月3日までの延長決定は確認できました。銀行の倒産に関する法律には、破産手続の期間は1年、6ヶ月以下の期間で延長できるとありますが、これは、一回の延長は6ヶ月まで、でも、延長は何回でもOKということだったのか)。
個人預金を扱っていた銀行なので、破産管財人の任は国家企業の「預金保険機関」(государственная корпорация «Агентство по страхованию вкладов»)が務めていますが、この破産管財人は、上の訴えの他にも、経営に関係していた人達に同様の責任を追及する訴えを複数提起しています。これまでどの経営関係者に対する責任も認められていませんが、破産管財人は3月に破棄審に申し立てました。まだまだ、破産手続は続くようです。
ロシア等では、企業は株式会社とぁEよりかE協同絁E的な意味合いが濁EとぁEことでしょぁEEE
日本では、信用金庫ができた頁EE無限責任だったらしいのでそれに似てぁEのかなと思いました、E>
Comment by goto — March 10, 2009 @ 25:00
文字化けしているので(かつ、文字化けを直す方法がわからないので)、コメントを正確に理解できませんが、ブログ内容が紛らわしかったようなので補足します。
責任追及をされている「経営者」とは、株主ではなく代表者といった役職にあった人たちです。倒産法は、取締役等が会社を倒産ならしめた場合、会社財産では払えきれなかった債務を払う責任を負わせているので、その責任が問題となっていました。
Comment by Kie — March 29, 2009 @ 25:00