
ロシアの秋は「黄金の秋」と言われています。
どこかの公園に出かけたかったのですが、時間がなく、近所の通りを一枚。

ロシアの秋は「黄金の秋」と言われています。
どこかの公園に出かけたかったのですが、時間がなく、近所の通りを一枚。
ビジネス新聞「Коммерсантъ Kommercant」に、「人気のない日本」という記事が出ていました。
日本批判の記事かと思ったら、ロシアの航空会社「トランスアエロ航空」に関する記事でした。トランスアエロ社は、2008年4月末から、ペテルブルグ・東京成田との間で週4便の直行便を運航していたが、期待したほどの集客が見込めず、燃料価格の高騰もあって、2008年10月1日から当該直行便の運航を取りやめる、2009年春に再運航することを検討している、という記事です。確かに、ペテルブルグと東京だけを行き来するロシア人や日本人は、極一部のビジネスマンだけで、ペテルブルグ経由で日本・ヨーロッパを行き来する人も、航空チケットを相当安く設定しないと、出てこないように思います。
記事には、トランスアエロ社の航空券は比較的安く、ペテルブルグ・東京間エコノミークラスで675ユーロであり、一方、ライバルのアエロフロート航空(モスクワ経由)だと920ユーロ以上、他のヨーロッパ経由でも700ユーロ以上はかかると書かれています。しかし、今年7月にペテルブルグにどのように来るか検討していた際、6ヶ月FIXの往復航空券で、トランスアエロ社は、アエロフロート航空(モスクワ経由)より高く、ウズベキスタン航空(タシュケント経由)の倍の値段でした。結局、無難にアエロフロート航空(モスクワ経由)を選びましたが、正しい選択でした。トランスアエロ社を選択していたら、帰国便の払戻しはあるのか、他社便への振替えはあるのか等々、面倒なことになっていました。
ロシアでも、倒産事件の開始等は指定出版物で公告することが義務付けられおり、今年7月に、日刊ビジネス新聞「Коммерсантъ Kommercant」が公告を掲載する出版物に指定されました。
そんなビジネス新聞ですが、やはり、ウズベキスタンの経済紙同様、星占いがついています。毎日です。「しし座:今日は仕事も家庭も上手くいく」といった非常に曖昧なもので、誰も読んでなんかいないわよ、とある人は話していましたが、図まで入っています(どう理解するのかわからない図ですが)。
ウズベキスタンのビジネス占い: http://kie.blogsome.com/2006/09/27/business-horoscope/
ロシア人にとっての黒パンは、日本人にとっての白米、ウズベキスタンの人にとってのナン、とでもいえるでしょうか。
黒パンはライ麦から作られ、少し酸味のあるパンです。
あるロシア人が、2週間ほど外国を旅行して戻ってきたら、こんなに黒パンが自分に必要だったと認識したことはなかったと、ひたすら黒パンを食べた、と話していました。

当初、どこのカフェでもパンを注文すると黒パンが出てきたので、何も考えずに食べていましたが、自分でいろいろな黒パンを買って試してみるようになり、ライ麦度の高いずっしりした黒パンの虜になり(まさに酸味のあるパウンドケーキ)、食後やお菓子代りに黒パンをパクパク食べる、という黒パン狂にまでになってしまいました(当然、腹回りも狂ったような太さに)。
エストニアの黒パン:http://kieosaka.blogsome.com/2009/05/10/estonian-black-bread/



カザフスタンのアスタナのカザフ料理レストラン「ナウルーズ」で、カザフ風茶(ミルクティ)を頼んだら、茶請けとして一緒に出てきたお菓子「Хворост Khvorost」(右上の写真)。翌日のバイキング・ランチでもありました(右下の写真)。
フボーラストは甘いスナック菓子で粉砂糖がかかっています。カザフのお菓子なのかはわかりません。ペテルブルグでは、お菓子専門店やスーパーでは見かけませんが、近所のデパ地下ヨーカドー版のようなところのお菓子売り場で売られていました(左の写真、90ルーブル、約440円)。
フボーラストの作り方:http://www.vkusnyblog.ru/smak/1725
カザフスタンでは、久しぶりにЧак-чак Chak-chakも食べました(右下の写真)。以前、ウズベキスタンのお菓子として紹介しましたが、元々は、カザフ又はタタールのお菓子のようです。チャク・チャクは、大体どこのスーパーでも売っています。
チャック・チャック:http://kie.blogsome.com/2006/08/05/p43/



カザフスタン出張の際、日本から来ていた方が、「面白い」といってお土産に買っていたのは、ポテトチップスでした。
スメタナ味のシリーズが多く(スメタナとキノコ、スメタナとネギ等々右下の写真)、その他、チーズ味、ベーコン味、イクラ味(左の写真)、シャシリク味(右上の写真)もあります。カザフスタンでは「カズィ(馬肉)」味もありましたが、ペテルブルグではまだ見つけることができません。
味ですが・・普段、食べ慣れていないので、どこがどうスメタナ風なのかイクラ味なのかよくわかりませんでした。



小腹がすいたときに丁度いいスナックが、пирожки ピロシキです。
写真左は、冷凍食品のキャベツ・ピロシキです。冷凍食品のブリンチキは今一ですがこれはいけます。写真右上は、ファースト・フード店で注文したジャガイモとキノコのピロシキ(21ルーブル、約100円、ジャスミン茶は19ルーブル、約50円)、写真右下は、近所のスタンドで購入したニンジンと卵のピロシキ(27ルーブル、約130円)です。
電気店でも、スーパーでも、ファスト・フード店でも、「Закон о защите прав потребителей 消費者権利保護法」(2007年10月に新法成立)が置いてあります。
購入した物やサービスについて問題が多いのだろうと(その質を見て)思いました。
写真は、ブリンチキのチェーン店「Теремок Teremok」の注文カウンターの横の壁です。黄色い本が条文です。こちらでは、スーパーの入口・店内、デパートの通路、通り等々あらゆるところに現金自動預払機(ATM)があります。日本の銀行口座から現地通貨でお金が引き出せるので大変便利ですが、これを使って良からぬことを考える人も多いようです。画面に特殊なシートを張って暗証番号を入手したり、監視カメラに見せかけた記録カメラを取り付けたりと、機械にいろいろな細工をし、個人情報を盗み出します。
最近、クラスメートが、この被害に合いました。お金を下ろそうとしたところ既に限度額まで引き出されていたために、誰かが彼女の個人情報を盗み偽の銀行カードを作ってお金を下ろしていたことが判明しました。銀行の窓口では、いつも、必ず同じ銀行支店内の機械を利用するか、銀行窓口にカードとパスポートを提出して、お金を下ろすようにとのアドバイスを受けたとのことです。この種の犯罪は頻繁に起こっており、窓口の人も数日前に被害に合っていたそうです。

「チャーイナヤ・ローシュカ」
蜂蜜・ブリンチキとスメタナ・ブリンチキ(各32ルーブル、約150円)


「チェレモック」
ジャム・ブリンチキとキノコ・ブリンチキ(各96ルーブル、約460円)
ブリニ又はブリンチキは、大体、どこのカフェにもあるお料理ですが、ブリンチキ・チェーン店もあります。一店が「Чайная ложка Chaynaja loshka」、もう一店が「Черемок Cheremok」です。チェレモックは、チャーイナヤ・ローシュカよりもしっかり食べられるお店ですが、ブリンチキの生地がしっかりして弾力があるため、お菓子ブリンチキ(甘いブリンチキ)は、チャーイナヤ・ローシュカのふんわりした方が私の好みです。
ロシア風クレープ:http://kie.blogsome.com/2007/08/11/russian-crepe/
一般のカフェで。
一年振りにカザフスタンを訪問し、カザフ側関係者の対応が変わっていたことよりも、エア・アスタナ航空の機内食にチョコレートがついていなかったことが気になりました。
私にだけつかなかったのかどうか、隣の人のものを確認しなかったので不明です。
2007年9月のAir Astanaの機内食:http://kie.blogsome.com/2008/03/31/air-astana/
今回、満足度が一番高かったのは、ペテルブルグからモスクワに向かう途中、1時間15分の飛行時間内に出されたラッシーヤ航空の機内食です。
サンドイッチというと、真ん中にちょっとしか具が入っていないことが多いのですが、このサンドイッチはカレー味の美味な具が沢山入っていました。
暖かい紅茶、ヨーグルト、チョコレート・バーもついていました。
モスクワからカザフスタンに飛んだトランスアエロ航空の機内食です。
既に上記サンドイッチを食べた上に空港でも軽食を取っており、さらに、この便は、モスクワ真夜中0時05分発、アスタナ朝5時25分着(モスクワ時間で3時25分着)で、到着した朝から夕方まで仕事が入っていたので、食べるよりも、3時間程度の飛行の間に少しでも多く睡眠をとるべきではあったのですが、食い意地は抑えられませんでした。

アルマティからモスクワに戻るトランスアエロ航空の機内食です。
牛、鶏と魚の中から選べました。
丸いパンの他に、黒パンもついているところが、ロシアの航空会社らしいなと思いました。
周りの人は、黒パンに副菜とチーズをのせて、ブッテルブロート(бутерброд)として食べていました。
モスクワ・ペテルブルグ間のラッシーヤ航空の機内食も、行きのようなサンドイッチを期待していたのですが、別のサンドイッチでした。
チョコレートが、偶然にも、トランスアエロ航空で出されたものと同じ「Алёнка」でした。
これ以来、スーパー等で、このチョコレートを見るとカザフスタン出張を思い出します。今回のカザフスタン行きには、ペテルブルグ・モスクワ間はロシアの航空会社「Россия Rossiya (FV)」、モスクワ・カザフスタン間はロシアの航空会社「Трансаэро Transaero (UN)」、カザフスタン内の移動はカザフ航空会社「Эйр Астана Air Astana (KC)」を利用しました。ペテルブルグ→モスクワ(Домодедово Domodedovo)→アスタナ→アルマティ→モスクワ(Шереметьево1, Sheremetivo 1)→ペテルブルグです。
ラッシーヤ航空(FV)は、ペテルブルグに本社を置き、ペテルブルグのプルコボ空港を拠点とする航空会社です。2006年10月に、ペテルブルグ拠点の連邦国家航空企業「プルコボ」(ФГУАП «Пулково»、1932年設立)とモスクワ拠点の国家運輸会社「ラッシーヤ」(ГТК «Россия»、1956年設立)が合併してできました。法人形態は連邦国家単一企業体で、正式名称は「ラッシーヤ国家運輸会社」でしょうか。ロシア語だとФедеральное государственное унитарное предприятие «Государственная транспортная компания «Россия»»、英語だとFederal State Unitary Enterprise «State Transport Company «Russia»»です。「連邦国家単一企業体」は略して「ФГУП」と表記されることもあります。また、「単一企業体」は、所有一元企業や独立採算制企業と訳されることもあり、日本人には馴染みの薄い法人形態です。
ペテルブルグのプルコボ空港を拠点とするだけあって、プルコボ空港の一番端に、ラッシーヤ航空専用の出発・到着ロビーがあります。見つけるのに手間はかかりましたが、混雑が少なく便利でした。
一方、トランスアエロ航空(UN)は、1990年9月に設立されたロシア初の民間航空会社で、現在、国際線を有する飛行機会社としてはロシアでは第二の規模だそうです(一番はアエロフロート航空です)。法人形態は公開型株式会社で、正式名称は「トランスアエロ航空会社」です(Открытые акционерные общества «Aвиационная компания «Трансаэро»»、Joint Stock Company ««Transaero» Airline» )。
ところで、アエロフロート航空(ОАО «Аэрофлот»)はよくロシアの国営航空会社と言われますが、法人形態は通常の公開型株式会社です。会社の株式の51.17%を国が所有しています(2007年待末時点)。
ロシアでは国が絡む会社は、法人形態としては単一企業体又は株式会社として設立され、それぞれ単一企業体法、株式会社法で規制されていますが、最近は、第三の形態である「国家企業(государственная корпорация state corporation)」が増えてきています。設立にあたっては、その地位等を定めた個別の法律が採択されます。これまた国営企業や国策企業と称されることのあるロステクノロジー(Ростехнологии)は、2007年11月に設立された「国家企業」です。なぜ、単一企業や株式会社のほかに、国家企業という形態が重宝されてきているのかについては、またいつか。
トランスアエロ社日本便:http://kie.blogsome.com/2008/09/29/p308/
機内食:http://kie.blogsome.com/2008/09/21/meals-on-board/
プロコヴォ空港:http://kie.blogsome.com/2009/05/28/pulkovo-airport-in-st-petersbourg/
Kazakh fried doughnuts -Baursaki



カザフスタンに行ったら絶対に食べようと思っていたもの、Баурсакиバルサキ。
甘さはなく、モチモチしている食感が気に入っています。アルマティで1キロ600テンゲ(約600円)。半キロ買いました。
仕事を終えてアルマティ空港に向かう途中、ドライバーさんが、お土産ということでくれました。カザフスタンの旧首都アルマティ(アルマ・アタ)は林檎の産地です。もっとも、生産高は減少傾向とのこと。
これに関係して、アルマ・アタАлма Атаはカザフ語で「林檎の父」を意味すると言われることもあるようですが、間違いだそうです。インターネットで見つけた解説では、カザフ語で「林檎」は「アルマ」ではあるが、「林檎の祖父」としても(「父」は無理なようです)、それは、アルマ・アタシィ(Алма Атасы)かアルマリィ・アタ(Алмалы Ата)になるとのことです。さらに、この解説は、「アルマ・アタ」はロシア語名称なので、カザフ語の「林檎の父」とはなりえないという見解も否定し、「アルマ・アタ」はロシア語名称としてもカザフ語名称としても使われていたが、実際には、上記のとおり、ロシア語としてもカザフ語としても正しいものではない、と結論を出していました。「林檎の街」と結び付けようとするから「正しくはない」と判断されるのだと思いますが、私には、何故二つの名称が使われていたのかということの方が気になります。
一方、アルマティАлматыは、カザフ語で「リンゴの」という意味だそうです。
ところで、アルマティの名産品のこの林檎ですが、空港で食べてしまう時間もなく、かといって、せっかくのお土産を空港で捨てるわけにもいかず・・・。
「アルマティかアルマ・アタか?」http://www.lyakhov.kz/semirek/aty-ata/almaty.shtml


アルマティで食べたマンティは、よく知っているマンティとは少し異なり、まさに「肉饅」「饅頭マントウ」でした。
スメタナが一緒に出てきた点は、いつものマンティでした。
マンティ:http://kie.blogsome.com/2007/01/03/dumplings/
CIS餃子系料理:http://kie.blogsome.com/2009/04/16/
アスタナのレストランは不案内なので、また「ナウルーズ」へ。
手前が馬肉のベシュバルマック、奥が羊肉のベシュバルマックです。
ここの馬肉(Казы、カズィ)は、上品でした。
ウズベキスタンの地方マルギランで見た馬肉ソーセージ(注文しませんでした):http://kie.blogsome.com/2007/07/29/horse-meat/
「ナウルーズ」:http://kie.blogsome.com/2007/09/27/kazakh-cuisine/
アルマティでは、ドライバーさんに「家庭料理のカフェ、ラグマンとかの食べられるあの民家カフェ」と説明にならない説明をして、昨年、二日続けて訪れたカフェに連れて行ってもらいました。
心なしか、料理が小奇麗になっていました。メニューに「べスバルマック」がないと思って聞いてみたら、「Мясо по казахски カザフ風肉料理」だと言われました。美味しかったですが、あのベシュバルマックが食べたかったです。
「あのベシュバルマック」:http://kie.blogsome.com/2007/03/20/lunch-in-kazakhstan/

モスクワからウラル地方のペルミに飛んだ飛行機が落ちた翌日、モスクワを経由し、ウラル地方の上を通って、カザフスタンに行ってきました。ちょうど一年振りでした。
写真は、アスタナの最高裁判所の入口から撮ったものです。家に戻ってきて、カザフスタンで撮影した写真のうち、食べ物ではないものは、この一枚だけであることに気がつきました。
2007年9月:http://kie.blogsome.com/2007/09/
2007年3月:http://kie.blogsome.com/2007/03/
カザフスタン最高裁判所の外観:http://kie.blogsome.com/2007/09/30/economic-disputes-in-cis/
この夏、8月24日にキルギスの航空会社「Итэк Эйр Itek Air」の、9月14日にロシアの航空会社「Аэрофлот-Норд Aeroflot-Nord」の飛行機が墜落し、多くの方が亡くなりました。飛行機事故に限らず、人生いつ何が起こるかわからないとはよく言われていても、別れを予期していなかった家族や友人は、最後に見た姿を思い浮かべ、最後に交わした言葉を思い返し、最後に受けた言葉を読み返し、次会う時は、次会う時も、との想いは、あの時に、との後悔と深い悲しみに変わっていくのでしょうか。