task-自分/法律-делаJanuary 12, 2008 25:00

ただ、シルクロードに憧れていたという理由で、それに加え、たまたま仕事で倒産事件を扱っていた、たまたまロシア語の知識があったということもあり、ウズベキスタン倒産法注釈書プロジェクトに参加しましたが、その後に、「法整備支援論」という学問があることを知りました。「法整備支援論 制度構築の国際協力入門」(ミネルヴァ書房)への執筆の話が来たとき、本当に驚きました。日本では、まだ、そんなに確立された学問ではないようですが、大学(法科大学院)等でも教えられています。

プロジェクトの真っ只中にいたときは、そのような論議の場に出ても、「それよりも、あの**条と**条の整合性をどう説明するんだ・・」「債権者をどう分類すれば、法律上、説明できるのか・・」等々ウズベキスタンの法律のことしか考えられませんでした。しかし、プロジェクト後半に注釈書の普及活動を計画する段になって、プロジェクト終盤に今後の方針(支援をすっぱりやめるか続けるか)を考えた際に、どういうポリシーで支援をしてきたのか、支援をしていくのか考えました。また、特に、プロジェクト終了後に大学等でプロジェクトのことを話すと、「法整備支援論」というものを意識します。なんで、ウズベキスタン、なんで、倒産法という直球の質問が飛んでくるからです。

法務省が、毎年1月頃、法整備支援に関わる人を招いて「法整備支援連絡会」を開催しています。今度の開催は、第9回にあたります。学問として「法整備支援」を追求することを目的としているわけではないと思われますが、ここ9年も法整備支援について考えてきた集まりがあるとは、また、驚きです。http://www.moj.go.jp/HOUSO/houso29.html

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ウズベキスタンで覚えた味、韓国料理(ないし朝鮮料理か。コリアン料理か。)。

「冬ソナ」旋風時、日本にいなかったこともあり韓流ブームに乗り遅れ、また、韓国料理といえば焼肉と思い込んでいたので、肉をあまり食べない身には韓国料理は縁遠かったのですが、タシュケントでコリアン料理、特に「スンドゥップ(豆腐鍋)」を知りました。

タシュケントには、コリアン料理屋が多数あり、日本人滞在者が好んで通っていました。写真左は、タシュケント「韓国館」のもの。大阪ではスンドゥブ専門店「スンドゥブ OKKII」で、京都では「李朝園」でスンドゥブを食べました。

ウズベキスタンも韓流ブームにわき「冬ソナ」が流行ったそうですが、コリアン料理屋が多いのは、ウズベキスタンに多くのコリアンが住んでいるからです。第二次世界大戦時に、沿海州付近に住んでいたコリアンが日本のスパイの容疑をかけられ、中央アジアに強制移住させられ、そのまま定住しました。

このように多くのコリアンが定住しているために、道端で「アジア人」ということで理不尽な扱いを受けたことはないのですが(逆にウズベキスタンの人と思われ、道を聞かれたりします)、やはり、コリアンの人達も、特にウズベキスタン独立後、ウズベキスタンは住みにくいと感じているようです。

ウズベキスタン独立後、公職に意図的にウズベク人を登用しているのか否かは定かではありませんが、ウズベク語化政策の一環として、公職に就くにはウズベク語の試験を受けなくてはいけないので、おのずと、ウズベク人以外の民族のウズベキスタンの人が公職に就き昇進していくことは難しくなっています。倒産法注釈書プロジェクトのワーキング・グループにもコリアン系の裁判官が参加していましたが、裁判官として何か賞をとったことがある彼女について、あるウズベク人弁護士が、「彼女は非常に優秀な裁判官である。ウズベク人でもないのにあの賞を取ったのだから。」と話していたことからも、ウズベク人以外の民族の立場を伺うことができました。

タシュケント(正確には、キルギスのビシュケク)で知り合ったコリアン系の友人は在ウズ3世でした。おじいさんの代にウズベキスタンに移住させられ、両親も本人もウズベキスタン生まれ、ウズベキスタン育ちですが、独立後、一族全員、ロシアに移住し、ウズベキスタン人のアイデンティティの強い彼女のみ、ウズベキスタンに残りました。何故、韓国ではなくロシアに移ったのか、明確に聞いたことがありませんが、強制移住させられたコリアンは、北方の沿海州付近に住んでいた人達なので、現在でいえば北朝鮮が故郷となるようで、北朝鮮に戻ることもできなかったからかと思われます。彼女は、昨年秋から、韓国に「留学」しており、いつかは、北朝鮮で働きたいと話していました。彼女の母語はロシア語で、大学に入ってから学んだ韓国語は完全に「外国語」で(英語・ウズベク語の方が得意とのこと。)、ウズベキスタンが恋しくなると、韓国のウズベキスタン・コミュニティーに行くそうです。

韓国の中のウズベキスタン:http://kie.blogsome.com/2008/04/