今回のトラブルの中、助かったと思ったことがあります。

その1:イスラムの国では、重い荷物は男性が持つものとされていること。

タシュケント空港に着いてしまえば車で自宅に帰るだけなので、手荷物が沢山あっても問題ない、と、何度も日本とウズベキスタンを行き来して認識したので、今回、関西空港内で雑誌やお菓子を大量に買ってしまっていました。サマルカンドで、これらを持って、何度も階段を登り降りするのは大変でしたが、必ず、近くの男性が助けてくれました。周囲に他の乗客がおらず、一人だけである窓口を通過した時は、係官が何かを叫んだかと思ったら、随分先を歩いていた男性の乗客が戻って来て荷物を運んでくれました。イスラムでは女は弱い者、守られるべき者という考えがあり、それ故、女性から見ると制約と思われるような決まりがあるのですが、今回は本当に助かりました。このような行動が、男女という基準ではなく、その場その場で助けを必要とする人(男女問わず)と助けを出すことができる人(男女問わず)という基準によって出てくれば、と思いました。

その2:スーツケースに入らなかった服を重ね着していたこと。

サマルカンド空港の待合室は大変寒かったのですが、今回、下着2枚、シャツ、セーター、スーツの上下、コートを着込んでいたので、なんとかしのげました。タシュケントの夕方の気温はマナス2度だったので、サマルカンドの夜もマイナスではあったと思います。翌日のタシュケントは、昼間でもマイナス3度でした。